原料
- 蜂の巣の蜜房
- 働き蜂の腹部下側にある器官からの分泌物
特性
- 融点・・・61度〜66度
- ややもろく温めると可塑性になる
- 晒し蜜蝋(白ロウ)・・・粘りが強いが未晒しよりもろい
カルナバロウ
原産
- ブラジルなど、南米
- 椰子類の一種、カルナウバノキの葉上に蓄積している
特性
- 融点・・・82度〜86度
- 湿気に対して蜜蝋より耐性が大きい
用途
- 蜜蝋と同じように用いられるが、蜜蝋との混合、または、単一での絵画表面への被覆
混合比
- 蜜蝋・・・100g
- ペトロール・・・150cc
ニスがけした画面にさらに薄くかける保護表層皮膜の処方
- 蜜蝋・・・1
- カルナバロウ・・・2
- セレシン・・・2