配合系絵具の注意点(配合・混色顔料)

色調としては顔料類を混合によって作られた色相のため物理的には減算混合として作用する。いわゆる最終的には無性格な灰色調となる。色のさえが無い(明度、彩度が弱い)この系列の色をさらに他色と混ぜることは好ましくない。

それぞれ比重、粒子の大きさも異なる顔料を混合してあるため、画用液類であまりどろどろに溶いて用いることは好ましくない。色味が分離してくることがある。

比重の軽い、粒子の細かい物が上に浮きやすくなる。まだらになる、浮き色現象

メーカーの良否の判断としても、練り合わせが不十分な絵具は分離しやすい

メーカーにより配合している顔料種は一定していない。

 

コンポーズグリーン(Composed Green, Vert Compose)

(メーカーによっては)ビリジアン、カドミウムイエロー

 

コンポーズブルー(Composed Blue, Blue Compose)

(メーカーによっては)ジンク、コバルトブルー、フロタシアニンブルー