スマルト,花紺青,Smalt

コバルトガラス、ケイ酸ガラス

酸化コバルトを用いて、濃く着色したケイ酸ガラス。最古のコバルト系人工顔料。

古代エジプト期、明朝の頃より使われ出したらしく、19世紀初め頃まで使われていたらしい。

コバルトブルー、ウルトラマリンが発明されたので取って変わられた絵具である。

天然のコバルト鉱石を焼成し、酸化コバルトを作り、溶けたガラス塊の中に入れ、青ガラス=コバルトガラスを作り、冷水で冷やし、挽き臼で粉末にして作ったらしい。堅牢な安定した顔料。